俺か、俺以外か。ローランドという生き方　レビュー【ミニマリスト】

一児の母であり会社員の私が、ローランドさんがどんな方なのか、心に響いた名言を2つピックアップして名言集のレビューをします。実はミニマリストな彼の側面も必見です。今回は家族にも読んでもらいたいなと思い紙の本にしました。

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俺か、俺以外か。ローランドという生き方　概要
ローランドとは
レビュー
まとめ

俺か、俺以外か。ローランドという生き方　概要

本書ではストイックだけど明るく前向きなローランドさんの哲学・美・愛・仕事・人生が書かれています。

「現代ホスト界の帝王ROLAND初の著書！話題の名言集」というオビもとても興味をそそりますね。

仕事や人生を楽しみたい、元気を貰いたい方にオススメです！

話しかけてくれるような文章で想いをこめた名言、すなわち彼の「作品」が１つずつ紹介されていて、子供のお世話の合間にも読みやすかったです。

たくさんの作品の中で愛編、仕事編から1つずつ心に響いた言葉を選びました。

ローランドとは

私がローランドさんに興味を持ったきっかけは、ルームツアー動画を見ていた中でおすすめに出てきたので試聴しました。

長髪ブロンドヘアーの巻き髪に彫刻のような顔立ち、圧倒的な美意識にどんな生活をされているのか気になりました。

ご自宅は生活感がなく、黒くて四角い家具に統一されている。服は1着しか持たないし、値段を気にせず良いと思ったものを買う。それが量販店のものでも一流品でも。

自分のお気に入りのものに囲まれて過ごしたい、ミニマリストらしさが垣間見えます。

学生時代はサッカーで世界を目指すも夢破れ、小学生の頃に見たホスト業界に飛び込む。

真摯に全ての時間をサッカーに費やしたからこそ、これでプロになれないならと気持ちに区切りを付けられ前進できたのです。

レビュー

私の心に刺さった名言をラインナップしました。

愛編

「周りの人達から愛をもらって生きてきた俺の使命。それは、ローランドという存在でみんなを幸せにすること。」

愛情不足な家庭で育ち寂しい思いをしてきた従業員を見て、幼少期の経験が人間形成に大きく影響を与える。そんな寂しい思いする子供達を少しでも減らしたいと考えて小児がんの子供達のためのチャリティへの参加、名言を教える保育園ロケの企画にも行かれています。

ホストという業種からは思いつかない、意外な一面でした。子供思いなところで女性の心もしっかり掴んでます！ママさん達からも支持がありますね。

ブランディングが上手なのかと勘ぐってしまったけど、そんな意図はないこと、しっかりと本書から伝わっている。すごく純粋で良い人だった！

仕事編

『「売れないときは、堂々と売れ残ってやる」調子が悪い時はどうするのか？と聞かれ。

調子の悪い月は誰にでもある。俺にもね、そんな月がなかったわけじゃない。水商売や営業職をやっている人達は皆こうした経験はあるのではないか。（…）

余裕のなさを前面にさらけ出し（…）そんなの全然美しくない！カッコよくない！（…）

無様に勝つぐらいなら、美しく負ける。

まぁ俺は、美しく勝つんだけど（笑）。』

調子が悪い時、成績が思うように伸びない時の心の支えになる言葉です。誰にでも当てはまって、彼にもこんな日もあるのかと親近感が沸いた。

最後の強気な勝利宣言も彼らしいですね！日本一のホストに上り詰めた人だからこそ言える名言。自分をディスカウントしないことが大事なんですね！

情けない姿は見せずに堂々と自身を持って、真剣に仕事に取り組んでみようと思えました。